品番/ISBN: 9784863251700 メーカー/出版社: 一麦出版社 著訳者: 著:崔炳一 発売/発行年月: 2025年12月 判型: A5 ページ数: 280頁 植村正久没後100年 教会形成に生涯を献げた植村との対話をとおして宣教のあり方を問い直したい。 植村を批判的に継承しその神学を今日に活かすために 伝道の停滞と信仰の閉塞感を打破するために キリスト教信仰が今日の日本に深く根付くために 多くの示唆を与えられる。 【目次】 序章 植村正久の横顔 第一節 植村正久の伝記的スケーチ 第二節 若き植村正久の伝道者としての回心と自己認識 第三節 キリスト者としての植村の自己理解 結びに代えて 第一章 抵抗思想としての植村正久の礼拝論 第一節 日曜日と日本人 第二節 明治期における十戒理解と日曜日論 一 『日曜日論』(一八九二年) 二 『十誡の説明』(一九一〇年) 三 内村鑑三の「十戒研究」における安息日と日曜日 第三節 抵抗としての植村の礼拝論 一 普遍的な休みとしての日曜日 二 神の似姿(imago Dei)と日曜日 三 日曜日と自由 第四節 植村の礼拝論 一 植村における礼拝 二 植村の祈りの精神 三 植村における説教 結びに代えて 第二章 植村正久におけるアジア認識と歴史的和解 第一節 キリスト教評論家としての植村正久の横顔 一 朝鮮支配権をめぐって日、清、露の対立 二 植村の時代についての評論 第二節 第二節 日清・日露戦争と植村正久 一 植村の日清戦争に対する認識 二 日露戦争と植村正久 第三節 日韓合併と植村正久 一 日韓合併に対する植村の認識 二 朝鮮陰謀事件と植村正久 第四節 台湾支配と植村正久 一 台湾支配と植村正久 二 自己絶対化の誤謬――文明と野蛮という歴史認識 第五節 植村における植民地理解から教会的連帯へ 一 植村の植民地認識と教会認識 二 教会的連帯――自由教会の伝道 結びに代えて 第三章 植村正久の文学論 第一節 植村正久の啓蒙的文学理解 一 植村の文学的自己認識 二 植村の啓蒙的文学理解 第二節 植村における文学と文学者 一 文学と道徳 二 植村と欧州の文学 第三節 文学と宗教の心としての「天性」――文学から宗教へ 一 宗教への媒介体としての文学 二 植村における文学とキリスト教 第四節 植村の文学理解における人間像 一 植村における「宗教」と「知」 二 文学と霊性 第五節 植村正久と讃美歌 一 植村と『新選讃美歌』 二 植村の抵抗思想と讃美歌 結びに代えて 第四章 植村正久の宣教論とキリスト教教育 第一節 植村正久の宣教理解 一 教会の任務という自己認識 二 伝道と自由 第二節 植村における教会合同と伝道 一 教会合同という伝道 二 教会合同の最低限の条件 第三節 神学的独立という伝道 一 自由教会から神学的独立へ 二 教育の課題としての神学的独立 第四節 植村の伝道論における教会教育とキリスト教学校理解 一 植村の日曜学校理解 二 植村の「キリスト教による教育」と「キリスト教への教育」 結びに代えて 第五章 植村正久における信教の自由とキリスト教 第一節 植村正久における宗教と人間 一 キリスト教弁証家としての植村正久 二 植村における「宗教」と「キリスト教」 第二節 植村正久のキリスト教理解 一 歴史の焦点としてのキリスト 二 宗教の完成者かつ歴史的事実としてのキリスト 第三節 植村正久と神道 一 植村における神道的体験となるもの 二 植村と「内村鑑三不敬事件」 三 植村と神道国教論というキリスト教排斥論 四 植村における神道と「信教の自由」 第四節 近代国家の理念としての信教の自由 一 植村における国家と個人の自由 二 植村の信教の自由 結びに代えて 終章 植村正久の神学と日本の教会 第一節 植村正久の神学の遺産と意義 第二節 残された課題 植村正久と日本の教会 現代日本を植村正久と語る 型番 9784863251700【N】 ポイント 165pt 販売価格 3,300円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿