バイブルハウス東京(通販専門店)商品代金8,000円以上送料無料

電話受付03-3203-4137 平日(月〜金)10-12時/13-16時  

人気キーワード

地中海世界の歴史6 「われらが海」の覇権 地中海世界帝国の成立
著:本村 凌二

発売日:2025年04月10日
ISBN:9784065393260
判型:四六
ページ数:280ページ
シリーズ:講談社選書メチエ
----------------------------------
一人の歴史家の視点で古代地中海文明の4000年を描く全8巻シリーズ、好評第6巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。
地中海の覇権を握ったローマが、カエサルとアウグストゥスという二人の傑物を軸に、地中海を取り囲む帝国へと発展する200年あまりを描く。王の独裁を嫌い、長い時間をかけて共和政を完成させてきたローマは、なぜ帝政へと転換したのだろうか。
前146年に宿敵カルタゴを倒した地中海の覇者は、混迷の中にあった。グラックス兄弟の改革は二人の非業の死で終わり、マリウス、スッラ、クラッスス、ポンペイウスら有力者が競い合う。
やがて頭角を現したユリウス・カエサルは、終身独裁官の地位を得たものの、元老院貴族の反感を買って暗殺されるが、彼がその素質を見抜き、目をかけた少年が、姉孫のオクタウィアヌスだった。カエサルの死後、アントニウスとクレオパトラの連合軍を破ったオクタウィアヌスは、初代皇帝アウグストゥスと呼ばれるが、あくまで「共和政国家の元首」として振る舞いつつ、帝政を建設する。
しかし、カエサルに始まるローマ皇帝の系譜「ユリウス・クラウディウス朝」はその後、苦悩続きとなる。期待されつつ早世したゲルマニクス、狂気を帯びた皇帝カリグラ、母に疎まれ続けたクラウディウス、暴君の代名詞・ネロ。一方、この時代の帝国の華やかさと豊かさは、ポンペイの遺跡の中に見出すことができる。

はじめに
第一章 覇者は混迷を深める
1 「特異なる民」の神と神々
2 グラックス兄弟とその母
3 内乱のローマ――マリウスvs.スッラ
4 大ポンペイウスの勝利
第二章 「運命の寵児」の栄光と死
1 進撃する「わが友カエサル」
2 「殺されるべくして殺された」
3 アントニウスとクレオパトラ
4 カエサルは妻を愛したか?
第三章 「尊厳なる者」の帝国と都
1 共和政の元首・アウグストゥス
2 私人として、公人として
3 平和のなかの詩人たち
4 ローマ市街の碑文を歩く
第四章 血族の権威と引力
1 ゲルマニクスの幻影
2 狂気と不機嫌の皇帝――カリグラとクラウディウス
3 暴君にして芸能人――ネロとその時代
4 手なずけられる民衆
5 ポンペイ・グラフィティの世界
おわりに
参考文献
索引

【お取寄せ・講談社選書メチエ】地中海世界の歴史6 「われらが海」の覇権 地中海世界帝国の成立

型番 9784065393260
ポイント 242pt
販売価格 2,420円
購入数

mail_outline この商品についてお問い合わせ

おすすめ商品

最近チェックした商品CHECKED ITEM