ラテン語 旧新約聖書
ウルガタ 第5版 5303

ラテン語ウルガタは、ラテン語で書かれた旧新約聖書です。
正式名称は「Biblia Sacra iuxta vulgatam versionem(ウルガタ諸版からの校訂本聖書)」であり、カトリック教会における正典です。
型番 【S】978-3-438-05303-9
定価 9,072円(税込)
販売価格 9,072円(税込)
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ラテン語ウルガタは、ラテン語で書かれた旧新約聖書です。

ラテン語のウルガタ(Vulgata)はラテン語動詞Vulgo「広く知られた、普及した」という意味をもつ動詞の派生名詞です。この名称に至るまでの長い経緯はここに簡単に記すことのできないほどのものですが、ラテン語聖書自体はキリスト教がローマ世界に広まっていく中で徐々に翻訳されていき、それらは古ラテン語訳と呼ばれます。紀元後313年にローマ帝国によってキリスト教が公認され、さまざまな神学的討議や礼拝での使用のために、ラテン語聖書の統一が必要となりました。ローマ教皇ダマスス一世は382年にラテン語聖書作成をヒエロニムスに託しました。

ヒエロニムスが行ったのはラテン語聖書の純然たる原典からの翻訳ではなく、古ラテン語聖書からの改訂作業でした。よく聖書原典からラテン語聖書に直訳したという言われ方もされますが、詩編などに明らかなようにLXXから翻訳したものもあれば、ヘブライ語聖書から翻訳したものもあるのです。そして、新約聖書についてはむしろ古ラテン語聖書からの改訂と言ってよろしいでしょう。

ウルガタの評価を更に難しくしているのは、ウルガタがカトリック教会の正典となったのが、宗教改革が始まった後の1546年のトリエント公会議においてであるということです。それまでは、ギリシア語聖書や古ラテン語聖書が正典だったのですが、それらも必ずしも排斥しないという条件付きでした。そして、ウルガタを正典化したのちにようやく公認本文版を作成し始めたということも話を複雑にしております。つまり、ウルガタは、ヒエロニムスが翻訳・改訂作業をしてから1000年以上経ってようやく正典化し、本来のヒエロニムスが作成したウルガタ本文を復元しようとしたのです。

ウルガタの公認本文版は、シクスティナ版の混乱をへて、クレメンティナ版が長く公認本文でした。1907年以来、ウルガタの校訂作業はベネディクト会に委託され、その一連の校訂作業の結実として、ドイツ聖書協会から発行されたのが本書です。正式名称を「Biblia Sacra iuxta vulgatam versionem(ウルガタ諸版からの校訂本聖書)」といい、現在第5版が最新版です。ウルガタはその特徴として、書の配列がクレメンティナ版以来の配列順序ですので、邦訳聖書と配列が異なり、また収録されてる書も一般に続編・外典と呼ばれるものも含まれております。また、各その冒頭にヒエロニムスによる解説文が入っております。

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