小川国夫：著

■2013年8月12日刊行

135×194ミリ・256頁
ISBN978-4-400-62772-2

新教出版社

著者は１９８５年から８６年にかけて12回にわたり『福音と世界』にキリストの生涯をたどる珠玉の文章を連載して話題を呼んだ。それは、カトリック信徒として長年聖書を徹底的に読み込んできた小川が、初めてまとまったかたちで綴った「キリスト伝」であり、同時に、平易・簡明な言葉で語った作家の信仰告白でもある。没後5年の今年、その記念すべき小川版キリスト伝を単行本化。
解説は、小川文学研究の第一人者であり、昨年、力作評伝を刊行した勝呂泰氏。。