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知泉学術叢書40
カテナ・アウレア マルコ福音書註解

著者 トマス・アクィナス 著
保井 亮人 訳
シリーズ 知泉学術叢書
出版年月日 2025/08/30
ISBN 9784862854421
判型・ページ数 新書・732ページ

「カテナ・アウレア」(黄金の鎖)は正式には『四福音書連続註解』と言う。四福音書全体にわたり,トマスが80名ほどのラテン教父とギリシア教父のテキストを,聖書の文脈に即して採取した文章をもとに註解した集大成である。本書は『マタイ福音書』に続く『マルコ福音書』を扱う。
冒頭では話の筋が述べられ,次に聖句の節について文字的・歴史的・象徴的な意味が語られる。トマスは実証神学について鋭敏な感覚を備えていたので,典拠に対し忠実に向き合い,全体のテキストを統一的に捉え見事に註解した。
トマスは福音書の知恵は,快楽よりも甘美で,地位や王座よりも安全で,富よりも有益であると語った。本書ではイエスの愛と知恵について,心を尽くして伝えられる。
これは膨大な文献と知恵の一大パノラマである。キリスト教の精神だけでなく,ヨーロッパの生活や文化を考えるうえでも,比類のない第一級の資料である。
福音書はマタイ,マルコ,ルカ,ヨハネの4人の福音記者が,先行の福音書を踏まえつつ,あらたな事象を加えて編纂したものである。時代状況のなかでイエスの愛を探究しながら,それぞれ独自の要素を加えていった。
巻末の160頁に及ぶ解説では,13世紀の托鉢修道士の活動を中心に,聖書註解の歴史と論争を詳細に紹介し,わが国では知られていない註解と神学との関連を明らかにした。
キリスト教への関心だけでなく,「いかに生きるべきか」を考えるための知恵と勇気を与えてくれる宝庫となろう。

【お取り寄せ・知泉学術叢書40】カテナ・アウレア マルコ福音書註解

型番 9784862854421
ポイント 330pt
販売価格 6,600円
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