品番/ISBN: 9784863251663 メーカー/出版社: 一麦出版社 著訳者: デシデリウス・エラスムス/マルティン・ルター:著 竹原創一:訳 発売/発行年月: 2025年7月 判型: A5 ページ数: 460 エラスムスとルターの論争(1525年)500年に 宗教改革によって提起されたさまざまな論争主題のうち,「自由意志論」を,エラスムスは「解き明かし難い謎」「ただ一つの教義」とよび,ルターは「要点」 「基軸」「急所」とよんでいる.それについてエラスムスは本書後も著作を重ね,ルターは本書をいつまでも残したい自分の著作の一つに挙げている. エラスムス:「自由意志についてより以上に解き明かし難い謎はほとんどない」.「私は,彼のただ一つの教義と格闘しよう」. ルター:「だれにもまして,あなただけが,事柄そのもの,つまり訴訟の要点を衝いてくれた……わたしはあなたを大いに称賛する.ひとりあなただけが,事柄の基軸を見,急所を衝いてくれた.このことで,わたしは心からあなたに感謝する」. 当論争後もエラスムスは『更なる弁明書』第I書、第II書を著し,ルターの書によって批判された自身の立場を弁明した.それに対しルターは著作による反論はせず,後年,自身の著作集の計画について問われたとき「わたしとしては自分の諸著作を整えることには乗り気がしない.『奴隷的意志について』と『教理問答書』以外は,わたしの正当な著作と認めていないから」と答えている.当論争で「自由意志」を表題とするエラスムスも,「奴隷的意志」を表題とするルターも,自由意志論をキリスト教の重要教義と見なしている点で,またこの主題を生涯にわたって重視している点で,両者は一致している. デシデリウス・エラスムス『自由意志について、評論あるいは比較検討』×マルティン・ルター『奴隷的意志について』 型番 9784863251663【N】 ポイント 968pt 販売価格 9,680円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿