【出版社】 新教出版社 【著 者】 鬼頭葉子 品番/ISBN: 9784400407607 発売/発行年月: 2023年2月 判型: A5 ページ数: 400 本体 5,450 円(税込 5,995 円) 我々は脆弱で依存的であるがゆえに動物という「隣人」と共に生きる存在である―― 動物の権利は関係的権利であり、脆弱性が権利の源泉となる。脆弱性とは有限性と依存性であり、依存性ゆえにすべての生は連帯し、関係的存在となりうる。脆弱性はときに苦しみをもたらすが、その苦しみに対する共感が共同体における合意形成を促し、動物への配慮を権利化する。宗教は、動物を含むすべての生に対する脱人間中心主義的な視点を提供し、アガペーとケノーシスに基づく倫理的配慮の可能性をも示唆する。 きとう・ようこ氏は東京大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定、2010 年博士号取得(文学、京都大学)。イェール大学神学部客員研究員、長野工業高等専門学校一般科准教授などを経て、現在、同志社大学文学部哲学科准教授。専門は宗教哲学、キリスト教学、倫理学。著書 『時間と空間の相克─ 後期ティリッヒ思想再考』(ナカニシヤ出版、2018 年)、『技術の倫理─ 技術を通して社会がみえる』(ナカニシヤ出版、2018 年)、『危機の時代と田辺哲学─ 田辺元没後 60 周年記念論集』(法政大学出版局、2022 年)ほか。 動物という隣人 共感と宗教から考える動物倫理 型番 9784400407607【N】 ポイント 299pt 販売価格 5,995円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿