【出版社】新教出版社 【著 者】雨宮栄一:著 四六判・上製・364 頁・本体 3,500 円(税込定価 3,850 円) ISBN 978-4-400-21337-6 敗戦後の新生ドイツを望み見て再建案を構想した人々 クライザウ・サークルとは、ナチに反対し、ドイツ敗戦を見越して戦後の再建構想を練った、ユンカーをはじめ、神父や牧師、学者、労働運動指導者など、様々な人が参加したグループである。彼らの大半はゲシュタポに逮捕され、死刑に処せられた。本書は、この知られざる抵抗運動の中心人物であった法律家ジェームズ・フォン・モルトケの人物像と思想、とりわけキリスト教との関係を明らかにした労作。著者の遺作となった。 【目次より】 序に代えて 第 1 章 ヘルムート・ジェームズ・フォン・モルトケの若き日 第 2 章 国防軍諜報部に入るまで 第 3 章 クライザウ・サークル誕生とジェームズの国家理解 第 4 章 抵抗運動とキリスト教信仰 第 5 章 第一回クライザウ協議会とその後の活動 第 6 章 第二回協議会とその他の抵抗運動との交渉 第 7 章 第三回協議会から逮捕まで 第 8 章 死に直面した信仰 第 9 章 その後のフライヤ 終わりに クライザウ・サークル参加者表 文献表 あとがき(戒能信生) 著者紹介 雨宮栄一(あめみや・えいいち) 1927 年生まれ。1953 年日本基督教神学専門学校卒業。1962-63 年西ドイツに留学。日本基督教団山梨教会、阿佐谷東教会、東駒形教会牧師を経て、中部学院大学教授を務めた。2019 年逝去。著書:『バルメン宣言研究』、『ドイツ教会闘争の展開』、『日本キリスト教団教会論』、『ユダヤ人虐殺とドイツの教会』、『ドイツ教会闘争の挫折』、『二人の平和主義者の殉教』、『主を覚え、死を忘れるな』、『青春の賀川豊彦』、『貧しい人びとと賀川豊彦』、『暗い谷間の賀川豊彦』、『若き植村正久』、『戦う植村正久』『牧師植村正久』『評伝高倉徳太郎 上・下』『評伝井上良雄』『フリードリヒ・ユストゥス・ペーレルス』ほか。 反ナチ抵抗運動とモルトケ伯 クライザウ・サークルの軌跡 型番 9784400213376【N】 ポイント 192pt 販売価格 3,850円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿