修辞学的=書簡論的分析の成果 邦人の手になる久々のローマ書本格注解 ローマの信徒への手紙は紀元57年頃、コリントに滞在する使徒パウロが、ローマ帝国東半分のギリシア語圏で伝道を終えた時点で、まだ訪問したことがないローマの教会へ書き送った手紙である。著者はこのテキストを、当時のディアスポラ書簡の文脈に置き直し、編集史的な観点と共に修辞学的=書簡論的な分析を施すことによって、著者と読者とのコミュニケーションの中でいかなるメッセージがやり取りされたかを精緻に解明する。 下巻は9章から16章まで。 上巻は、緒論に続いて8章までを扱う。 【著者について】 原口尚彰(はらぐち・たかあき) 1994年4月より1996年3月迄 明治学院大学一般教育部講師。1996年4月より2000年3月迄 聖和大学人文学部助教授(新約聖書学担当)。2000年4月より2015年3月まで 東北学院大学文学部教授(新約聖書学担当)。2015年4月より2021年3月までフェリス女学院大学国際交流学部教授。2016年4月より日本ルーテル神学校講師(新約聖書学担当) 著書は『ガラテヤ人への手紙』新教出版社、『新約聖書概説』教文館、『信じることと知ること』東北大学出版会、『ロゴス・エートス・パトス:使徒言行録の演説の研究』新教出版社、『新約聖書釈義入門』教文館、『新約聖書神学概説』教文館、『幸いなるかな 初期キリスト教のマカリズム』新教出版社、など多数。 ローマの信徒への手紙 下巻 型番 9784400111832 ポイント 253pt 販売価格 5,060円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿