出版社 : 文藝春秋 発売日 : 2021年8月6日 【創作】桜庭一樹「少女を埋める」(180枚) 父の最期を看取るため、小説家は故郷へ帰る。なぜ私の家族は解体したのか—— 筒井康隆「武装市民」 絲山秋子「忸怩たる神」 【映画『ドライブ・マイ・カー』をめぐって】 〈対談〉濱口竜介×野崎歓「異界へと誘う、声と沈黙」 村上春樹の原作をみごとに映像化し、カンヌで脚本賞ほか4賞に輝いた濱口監督の新作『ドライブ・マイ・カー』。喪失と再生の179分を語りつくす! 〈作品論〉瀬尾夏美「聞くこと、演じること」/佐々木敦「言語の習得と運転の習熟——『ドライブ・マイ・カー』論」 【対談】若松英輔×山本芳久「神学者がとらえたコロナ危機」 大きな災厄が世界を覆うとき、神はどこにいるのか? コロナ禍で過去の叡智を読み解く、今を生きるための神学対談。 【対談】武田砂鉄×能町みね子「逃げ足オリンピックは終わらない」 五輪が終わっても、偉い人たちのありえない言葉と行動を忘れてはいけない—— 【新芥川賞作家 石沢麻依 李琴峰】 〈特別エッセイ〉石沢麻依「きなり雪の書」 〈作品論〉倉本さおり「空白を言葉で満たす——『貝に続く場所にて』論」 〈特別エッセイ〉李琴峰「十年一たび覚む 文学の夢」 〈作品論〉鴻巣友季子「果敢なマルチリンガル・ユートピア——『彼岸花が咲く島』論」 【羽田圭介『Phantom』を追う】 〈作品論〉砂川文次「待ちに待った終末」/鵜飼哲夫「危うい『今』から作品が立ち上がる」 【批評】渡邉大輔「アニメーションの新たな歌姫——『竜とそばかすの姫』小論」 【阿部和重『ブラック・チェンバー・ミュージック』の謎】 〈作品論〉蓮實重彦「グラフィティに救われて」/樋口恭介「音楽が終わったら、明かりを消して、外へ」 〈批評〉阿部和重「アルフレッド・ヒッチコック試論」 『ブラック・チェンバー・ミュージック』にその断片が登場する謎の論文を全文掲載。小説家デビュー前に執筆された渾身の映画批評。 【リレーエッセイ 私の身体を生きる】千早茜「私は小さくない」 【巻頭表現】野口る理「◀︎」 【エセー】青山真也「オリンピックと映画」 【コラム Author's Eyes】ペス山ポピー「『ノンケ』とわたしたち」 【文學界図書室】 黒井千次『枝の家』(小山鉄郎)/金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』(山内マリコ)/滝口悠生『長い一日』(小田尚稔)/千葉雅也『オーバーヒート』(荻世いをら) 【強力連載陣】 平民金子/北村匡平/成田悠輔/高橋弘希/辻原登/綿矢りさ/落合陽一/西村賢太/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/鳥澤光/綾門優季 文學界 2021年9月号 ポイント 49pt 販売価格 990円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿