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【出版社】白水社
【著 者】トーマス・レーマー/久保田 剛史(訳)
【発売日】2021年7月
【判 型】新書判
【頁 数】164

滋味豊かな世界にふれる100のキーワード

「旧約聖書のうちで一度に書かれた書はほとんどない。いずれの書も、長い歴史にわたる伝承と修正の産物である」(本書「編纂者」より)。パピルスや羊皮紙、犢皮紙に書かれた聖書は、その耐用年数ゆえに新たな巻物に書き写さなければならず、複写のたびに、何かが追加されたり削除されたり、修正が加えられる機会となる。「こうした修正は、書記とよばれる編纂者たちの仕事であった。書記たちは特定の巻物に携わり、新たな政治・神学的状況を考慮しつつ、テクストを加筆して伝承していた」(同前)。
 本書は、こうした聖書の成り立ちや、アブラハム、モーセなどの重要人物、天地創造やバベルの塔、ソドムとゴモラといった逸話、エジプトやエルサレム、シナイなどの地域のほか、モチーフ、社会的風習や宗教的儀礼など、多面的な角度から聖書全体を概観する。

著者プロフィール
トーマス・レーマー

1955年、ドイツのマインハイム生まれ。1993年、ローザンヌ大学神学部および宗教学部の教授に就任、現在にいたる。2008年からはコレージュ・ド・フランスの教授として、「聖書の世界」の講座を担当。専門は申命記および申命記史書をはじめとする旧約学で、その業績は世界的に高く評価されている。著書多数。邦訳書に『申命記史書――旧約聖書の歴史書の成立』『モーセの生涯』がある。

久保田 剛史(クボタ タケシ) (翻訳)
1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、ボルドー第三大学文学部博士課程修了(文学博士)。青山学院大学教授。【主要編著書】Montaigne lecteur de la Cité de Dieu d’Augustin(単著、Honoré Champion)『キリスト教と寛容 中近世の日本とヨーロッパ』(共著、慶應義塾大学出版会)『モンテーニュの言葉 人生を豊かにする365 の名言』(編著、白水社)【主要訳書】A・ヴィアラ『作家の誕生』(共訳、藤原書店)L・ドヴィレール『思想家たちの100 の名言』(白水社文庫クセジュ)

100語でわかる旧約聖書
(文庫クセジュ)

型番 9784560510452
ポイント 66pt
販売価格 1,320円
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