著者:森マミ 発売日:2019/03/15 ページ数:172頁 判型:B6判 ISBN:978-4-264-04021-7 出版社:いのちのことば社 発達障害との診断を受けた子どもたち子どもたちは、どのように成長し、社会に出ていけるのか。スクールカウンセラーとして発達障害の子どもたちに寄りそってきた著者が、「みんな違って、みんないい」といえる社会について考える。 目次 はじめに 一章 ケンくん アメリカで特別支援教育を受けた帰国子女 自閉症スペクトラム障害、AD/HD(注意欠如・多動性障害)、LD(学習障害) 1 ケンくんとの出会い-「不登校をえらびました」 2 アメリカでの生活、そして診断 3 ケンくんの特性-植物博士・昆虫博士・電車男etc. 4 フリースクールでのケンくん-人への愛着 5 高校生活-真の教育者 6 ピアス論争とマインドマップ(心の連想地図) 7 専門学校時代-続く母子バトル 8 就職活動-ケンくんの涙と母の涙 9 ケンくんの現在、そして未来-”母なる存在”としての社会 二章 ユウくん 自殺念慮の高かった私立中学男子生徒 自閉症スペクトラム障害、適応障害 1 対人関係のトラブルから不登校へ 2 続く内なる苦しみは自己破壊的に 3 うつ状態と自殺念慮 4 グレーゾーンということ 5 就労まで〔高校・大学・大学院〕-対人関係の緊張に耐えながら 6 就職、そしてつまずき-”発達障害は治るのか?” 7 現在、これから-がんばれることとそうではないこと 三章 綾ちゃん 発達障害と認知できないまま二次障害を生じた二十代女性 AD/HD、自閉症スペクトラム障害、境界知能(軽度知的障害)、総合失調症 1 綾ちゃんの家庭と幼少期・学童期 2 つまずきの始まり「勉強がつらい」「友だちがいない」 3 「不注意」と「社会性」の問題 4 寂しさを埋める手段は・・・・・・〔高校時代・専門学校時代〕 5 ひとり暮らし「仕事しなきゃ!」の声が響く 6 入院と診断「えっ? 知的障害?」 7 今とこれから-優先させるべきものは・・・ 四章 透ちゃん 発達障害という概念に無縁で大人になった女性アーティスト LD(学習障害〔算数障害〕) 1 透ちゃんの名前と”自分色” 2 なかなか伝えられない+食べるのが遅い 3 助けられやすい人+天真爛漫 4 時代や数字がわからない! 数字には色がついていた! 5 好きなことドンドン・嫌いなことゼロ、アンバランスもそれで良し! 6 好きなこと選び〔高校、そして専門学校〕 7 現在のくらし「合理的でなくていいよ」「あやふやでも健康的」 8 「こちら側とあちら側」境界のない世界 五章 発達障害にどう向き合うか 1 「みんなちがって、みんないい」が言えない理由 2 発達障害は「個性」か? 3 診断と告知、そしてカミングアウト-信頼できるチームの中で 4 親の心のフォローの仕組み-たとえ心が一〇〇%でなくても 5 障害と共に生きること、自分と向き合うこと 6 「天から授かった特別な子ども」 7 さて、どう向き合うか(まとめ) おわりに 大人になった発達障害の仲間たち09460 型番 9784264040217 ポイント 71pt 販売価格 1,430円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿