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著者:大澤耕史

発売日:2018/3/12

ページ数:220頁

判型:A5判

ISBN:978-4-7642-7422-8

出版社:教文館



出エジプト記32章に描かれる「金の子牛像事件」は、ユダヤ教にとっては先祖の犯した「大いなる罪」であり、キリスト教にとってはユダヤ教に対する格好の攻撃材料であった。両者において、この事件はどのような罪と見なされ、モーセやアロンはどのように描かれてきたのか。聖書学や神学と異なるユダヤ教の立場から、ギリシア・ラテン教父ならびにシリア教父との解釈の比較を試み、ユダヤ教とシリア・キリスト教の近接関係をも解明する貴重な研究。



第1章  先行研究およびユダヤ教とシリア・キリスト教の比較の意義

第2章  罪

第3章  アロン

第4章  モーセ

第5章  イスラエルの民

第6章  サタン

第7章  結論

補遺

一次文献索引

参考文献一覧

あとがき

金の子牛像事件の解釈史
古代末期のユダヤ教とシリア・キリスト教の聖書解釈

型番 9784764274228
ポイント 297pt
販売価格 5,940円
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