監修：大塚野百合

発売日：2017年9月25日

ページ数：64頁

判型：B5変型 上製

ISBN：978-4-8184-0983-5

出版社：日本キリスト教団出版局



西洋音楽との出会いは賛美歌との出会いからでした。明治時代には、学校の音楽教育のために賛美歌と同じ曲に日本語でオリジナルの歌詞がつけられていました。これらの歌は、唱歌として広く親しまれました。その一方で、各地に設立されたキリスト教学校、いわゆるミッション・スクールで朝夕に歌われた賛美歌にも名曲が多くあります。これらの唱歌・賛美歌の中から精選された２７曲の楽譜・歌詞を収録しています。



目次



第1部　唱歌になった賛美歌

　 １　「わずらい多き世の中にも」＆「埴生の宿」

　 ２　「花よりも愛でにし」＆「故郷の人々（スワニー河）」

　３　「母ぎみにまさる、いつくしみ深き」＆「星の界、星の世界」

　４　「朝日は昇りて」＆「ほたるの光」

　５　「イェスよ心に宿りて」＆「庭の千草」

　 ６　「主よみ手もて」＆「秋の夜半」

　 ７　「世には良き友も」＆「主人は冷たい土の中に」

　 ８　「神の御子にます」＆「アニー・ローリー」

　 ９　「くすしきみ恵み」＆「アメイジング・グレイス」

第2部　思い出の賛美歌

　10　「山路こえて」

　11　「イェスわれを愛す」

　12　「ゆうぐれしずかに」

　13　「思えばむかしイェスきみ」

　14　「きよしこの夜」

　15　「まぼろしの影を追いて」

　16　「わがたましいの」

　17　「神ともにいまして」

　18　「主よみもとに」

解説　賛美歌には作者の人生が凝縮されている

「あとがき」に代えて　歌が持つ癒やしの力　　大塚野百合