著者:ロバート・ルイス・ウィルケン 訳:大谷哲・小坂俊介・津田拓郎・青柳寛俊 発売日:2016/09/27 ページ数:304頁 判型:四六判 ISBN:978-4-560-08458-8 出版社:白水社 ブリテン諸島からエチオピアやアルメニア、東はインド・中国まで広がり、 イスラーム支配下でも存続したキリスト教共同体の姿を、 グローバル・ヒストリーから見ていく。 本書は1世紀のナザレのイエスから西暦1000年ごろまでのキリスト教世界を、章ごとに人物、地域、重要な概念をテーマとして、広大な地域・長大な時間軸をわかりやすくまとめたものである。 教会の中心的な信仰の定式化、独特な慣行の発展、最も長続きしている制度の確立は、最初の5世紀間に起こった。さらなる500年でこの宗教は、はるか遠方まで到達する一方で、かなりの地域がイスラームの支配下に入るという激動も経験した。 教会の歴史は単なる一宗教共同体の歴史ではなく、古代世界のさまざまな文化を作り替えた。アルメニア文字のように、聖職者が生み出した文字が現在まで使われている言語もある。教会は各地で隣り合う王国間のパワーバランスによって揺れ動き、また民族の独自性に寄り添い異なる形で発展していった。よく知られる正教会よりも東にはシリア語圏の教会が存在し、アジアへの伝道に大きな役割を果たした。初期のキリスト教美術はどんなものだったか、現存するシステムはどのように成立していったか。波瀾の歴史を語る36章! キリスト教一千年史 地域とテーマで読む 下 型番 9784560084588 ポイント 187pt 販売価格 3,740円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿