おみくじ 絵本 作: きた あいり 出版社: BL出版 発行日: 2014年12月 5歳くらいから 27×22cm 32頁 大人も子どもも、おみくじが大好き。 いいことがありますようにと願いをこめて、おみくじをひきます、でも実は、箱の中ではおみくじたちが順番をてきとうに決めていて……。 人間たちの真剣な思いを知ったおみくじたちは、どうするでしょうか。 ユーモラスで奇想天外なお話に、大笑い! コミカルで親しみやすい絵も楽しく、おはなし会にもおすすめです。 みどころ 木の筒をジャラジャラ振って、出てくる棒で運勢を占う、おみくじ。神社へお参りしたときは、必ずおみくじをひくという方も多いのでは。ちょっとした運試しなんて思いつつ、ひくときはみんな真剣そのもの。結果に一喜一憂してしまったりするものですよね。 「2回連続『凶』が出た!」、「あの子ばっかりいつも『大吉』!」、「ここのおみくじどうなってるのー?!」なんて思ったこと、ありませんか? そんなとき、おみくじの箱の中では、こんなことが行われているのかも・・・? こんな会話が聞こえてきます。 「おやぶん、こんどの にんげんは おさいせんを ケチりましたー!」 「なに!?よし、大凶、おまえがいけ!」「へいっ」 「おやぶん、つぎの にんげんは すっごい べっぴんさんです〜!」「よし、おれが いこう♪」 箱の中で話しているのは、おみくじの棒たち。えらそうなヒゲを生やしているのが、おやぶんの大吉。おみくじの結果は、おやぶんの大吉の気分次第というわけです。 そんなある日、おみくじたちの声を聞いてしまった男の子に、小吉の棒が持ち去られてしまったから、さあ大変!「小吉をかえしてください〜!」おみくじたちは、泣いて神頼み。いったい、どうなってしまうのでしょう。 絶妙な設定がユニークな、きたあいりさんの作品。1作目の「おしゃべりメニュー だれがいちばん?」(ひさかたチャイルド)に続き、ユーモラスな雰囲気と場面展開の楽しさが、読み聞かせにもおすすめです。読んだ後のおみくじは、余計にワクワクしてしまいそう。初詣の時期にぴったりの一冊ですね。 おみくじ 型番 9784776406792【N】 ポイント 71pt 販売価格 1,430円 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿