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【出版社】風行社
【著　者】古賀　敬太
【発売日】2021年2月
【判　型】A5判
【頁　数】270

歴史を導く神への信仰を根底に有しつつ、時代の波に押し流されることなく、軍国主義を批判し、民主主義と平和を説いた矢内原忠雄。彼は自らを預言者イザヤやエレミヤに擬していた。

目次

はじめに

第一章　矢内原忠雄のプロフィール

第二章　矢内原忠雄の内村鑑三継承
�機／�仰の継承
�供＾�国主義
�掘“鸚鈩�
�検〕存声圓悗涼輒�

第三章　大正デモクラシー時代の政治思想
第一節　新渡戸稲造（一八六二〜一九三三）
�機／慧聾涌霏い龍詰楴腟�
�供／慧聾涌霏い凌¬雲�策
第二節　吉野作造（一八七八〜一九三三）
�機ゝ般邵鄲い量泳楴腟�
�供ゝ般邵鄲い梁亞粟�策
第三節　美濃部達吉（一八七三〜一九四八）
第四節　津田左右吉（一八七三〜一九六三）

第四章　矢内原忠雄の帝国主義批判
第一節　内村鑑三と朝鮮
第二節　矢内原忠雄と朝鮮
第三節　矢内原忠雄と満州

第五章　矢内原忠雄のファシズムとの戦い
第一節　天皇機関説事件から津田左右吉事件へ
�機‥傾諜ヾ慇盪�件と国体明徴
�供‘鵝ζ麩算�件（一九三六年）
�掘‘�独防共協定（一九三六年）
�検‘�中戦争（一九三年七月）
�后…電頂険Φ隼�件（一九四〇年）
第二節　矢内原忠雄の非戦論
�機　峭餡箸陵�想」
�供＼亀舛畔刃�
�掘〔霪盡兇蓮∪簑佚�非戦論者か
�検‘�中戦争批判
�后　嵜世旅顱弃蘋�
第三節　排他的ナショナリズムに対する批判
�機〔霪盡兇砲箸辰討量餌�
�供．淵轡腑淵螢坤爐箸浪燭�
�掘‘鷦鑪爐離淵轡腑淵螢坤�
�検々駝雲鎖請軻旭�運動
第四節　国体とキリスト教
�機”垠瓢�件
�供々饌離ぅ妊�ロギーと天皇の神格化
�掘‘�本的基督教
�検　崙�本精神の懐古的と漸進的」
�后＼�見仙作事件
�此ゞ飢餽臚曳稟�
第五節　全体主義論

第六章　戦時下における順応と抵抗
第一節　塚本虎二と矢内原忠雄の論争
第二節　南原繁の戦い
第三節　矢内原忠雄の戦い──聖書講義に即して
�機＼鏤�下における矢内原の活動
�供　慇蚕餽峙繊戮隼�局批判

第七章　矢内原忠雄の戦後民主主義論
第一節　戦後の矢内原の政治思想に対する評価
第二節　日本精神の批判──本居宣長批判
第三節　敗戦と占領
第四節　民主主義の定義
第五節　民主主義とキリスト教
第六節　矢内原忠雄とＪ・マリタン

第八章　矢内原忠雄の絶対的非戦論
第一節　矢内原の絶対的非戦論に対する相異なる評価
第二節　正戦論の否定
第三節　自衛のための戦争の否定
第四節　カントの「永遠平和論」の継承と批判
�機＼�力均衡論
�供‐鑒�軍の全廃
�掘（刃造諒歉磴箸靴討龍ο太�、民主制
�検ー�由な諸国家の国家連合
�后＼こ�市民法
第五節　再軍備批判、講和論争、新安保条約批判
�機〆瞳拡�問題
�供々嶇堆請�
�掘／薫楕歉鯡�
第六節　核戦争時代における平和
第七節　「平和国家」と「神の国」
第八節　矢内原の平和論の継承

第九章　戦後における矢内原忠雄の国体論──天皇制とデモクラシーの相克
第一節　神権的国体論の否定
第二節　国体論（天皇制論）をめぐる論争
�機〔霪盡驚虱困旅饌力�
�供‘邯業砲旅饌力�
�掘…電頂険Φ箸旅饌力�
�検＿Ｅ調郢囲困旅饌力�
�后ヾ飮鰍鍛砲旅饌力�


終わりに　矢内原忠雄の遺産

矢内原忠雄年譜

著者プロフィール
古賀　敬太(コガ　ケイタ）
1952年　福岡県生まれ
早稲田大学政経学部卒、京都大学法学研究科博士課程修了。博士（法学）
現在　大阪国際大学教授、同志社大学非常勤講師

矢内原忠雄とその時代
信仰と政治のはざまで

型番 9784862581358
ポイント 384pt
販売価格 3,850円
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