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著者:關岡一成

発売日:2019/04/25

ページ数:170頁

判型:四六判 上製

ISBN:978-4-7642-6141-9

出版社:教文館





日本人として、プロテスタント・キリスト教を最初期に受容した人物の一人である海老名彈正。彼のキリスト教受容に対しては、植村正久とのキリスト論論争もあり、人間中心・倫理的・キリスト教「和魂」や「東洋道徳」が解体する時代に、武士道・儒教の伝統を踏まえてキリスト教を受容し、普遍的「人間の完成」を求めて真摯に生きたキリスト者としての海老名を生き生きと描き出す。



目次



 はじめに

 凡例

第一章 忠孝の倫理

 1 親に孝・殿様に忠

 2 「天」

 3 「愛国」に目覚める

 4 「愛国」と「忠君」

 5 「愛国」と「孝」の葛藤

 6 熊沢蕃山『集義和書』による解決

第二章 キリスト教受容

 1 バイブルクラスに参加

 2 キリスト教受容

 3 ジェーンズ

 4 英語によるキリスト教受容

 5 「God」の訳語

 6 伝道者になる決意

第三章 宣教師に神学を学ぶ

 1 同志社英学校へ

 2 宣教師の神学への不満

 3 正統主義神学へ

 4 第二の回心

 5 安中教会牧師就任

第四章 オーソドックスとリベラルの間で

 1 反動の時代

 2 小崎弘道の「聖書のインスピレーション説」

 3 金森通倫の離脱

 4 信仰告白の制定

 5 横井時雄と新神学

 6 組合教会の宣教師からの独立

第五章 神学の確立

 1 奈良大会宣言書

 2 東京進出

 3 植村正久との神学論争

 4 イエスは神か人か

 5 ドイツ神学と海老名

 6 レッシング

 7 イエスの宗教とパウロの信仰

 8 比較宗教学

 9 海老名みや子の回想

第六章 海老名のキリスト教受容の特色

 1 ヘブライズム・キリスト教とヘレニズム・キリスト教

 2 罪と十字架の贖罪

 3 良心

 4 ロゴス論

 5 遍在(内在)神について

 6 儒教の完成としてのキリスト教

 7 「父子」から「夫婦」へ

 8 人間観の変動

 9 「明治民法・身分編」の人間観

 10 神の国

 11 クリスチャン・サムライ



略伝(年表)

あとがき

人になれ人、人になせ人
クリスチャン・サムライ 海老名彈正

型番 9784764261419
ポイント 110pt
販売価格 1,100円
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