著者：エティエンヌ・ジルソン、フィロテウス・ベーナー

訳者：服部英次郎、藤本雄三

発売日：1981/10/22(初版）、2017/9/7

ページ数：328頁

判型：四六版

ISBN：978-4-622-08656-7

出版社：みすず書房



対照的な個性の二人のキリスト教思想家が目ざしたものは、なんだったのか。テキストに即して思考をたどる。



目次（抜粋）



第一部　アウグスティヌス――西洋の教師

生涯

著作

一　アウグスティヌスの哲学的解放

1　アウグスティヌスの哲学的体験

2　アウグスティヌスの解放

二　神の探究へ

1　神の存在証明

2　認識および照明説

3　神の探究における愛

三　宇宙

1　神、創造者

2　被造物

3　被造物への神への帰還

四　道徳的および社会的秩序

1　道徳的秩序

2　社会的秩序・神の国

評価

付録

　　　美における永遠なるもの

　　　歴史の意味について

　　　理性（形而上学）と愛（倫理学）は神を求める

第二部　トマス・アクィナス――公同の博士

生涯

著作

1　哲学と神学

2　神

3　創造

4　人間

5　認識論

6　倫理学

評価

付録

　　　認識における第二原因の能動性

訳者あとがき